【国内旅行】石打丸山スキー行(2)
翌朝8時30分に新幹線で、プロレス系公務員のK松君が登場。
石打丸山のゲレンデは滑っても滑っても新雪で埋め尽くされる……、そんな天気である。

朝の雪景色
けーむらくんの買ったばかりのゴーグルが、曇ってしまって使い物にならなくなる。安いゴーグルだけど、デザインがよかったので、買ったそうだ。
「ゴーグルとグローブにお金を惜しんじゃいけないなぁ」と、余裕をかましていたおれだが、そのおれのゴーグルも曇りまくる。
まとわりつくような雪がゴーグルに付着したところに、完全防備で顔を覆っていたことが重なり、曇りまくった模様。途中でひとり離脱して、売店で売っていた曇り止めを塗布したところ、ゴーグルのミラーコーティングが剥げて、視界がまだらになる。おまけにまだ曇る。曇り癖がついたようだ。
最低だ。ただでさえ吹雪で視界が悪いのに、曇りまくり。しかもゲレンデの人口密度は高い。けっこう怖いスキーだったよ。
昼食はウィンターハウス大丸へ。

高瀬美恵さんが事前に2ちゃんねる「スキースノボ板」の石打丸山スレを確認したところ、ゲレンデで焼肉が食えるという情報。近くに行ったらたしかにゲレンデ内に漂う焼肉の香り!
食いましたよ。ゲレンデで焼肉! カルビ、バラ、ロース、ラム、ホルモンなど、各種おいしくいただきました。ひとり3000円でけっこう満腹になる。肉はたいしたことないのだが、ゲレンデ焼肉最高! うまいなぁ。ビールもうまかったのだが、その後に飲んだ酎ハイがききまくり! リフトに乗っているときに、あ、おれ、酔っていると実感してしまった。
ゴーグルもぼろぼろで、けっこうへろへろなスキーになる。スキーはへろへろだが、休憩は絶好調。
「いやあ、二度目のスキーで石打丸山に来たことを思い出しましたよ」と、O田くん。
「そのとき、恋に落ちたんだよね」
「?」
「ボーゲンしかできなくて、倒れていたO田に優しく手を差し出した女。名前はたしか、ゲレドンナとかいったっけ?」
「なんかベタなネーミングだなぁ」
「ゲレドンナってば、ぶっきらぼうだけど、笑うとおでこにえくぼができて、かわいいんだよな」
「おでこにえくぼですか」
「外人で、身長が8メートルくらいあるんだけど、スキーが抜群にうまくて……」
こういう話ばかりしていました。

午後4時にアップ。夕方、ハマーH3で酒などの買出しにいこうとする。ハマーの上には大量の雪。特に問題もなく走り出したのだが、国道17号線に出て、しばらく立つと、フロントガラスの真ん中で突然、ワイパーが止まる。
そういえば、ワイパーの動きがちょっと不自然な感じがしたんだけど……。
O田くんは路肩に車をとめて、ワイパー付近の雪をかいたりいろいろするが、復旧ならず。降る雪の量はとても多く、視界が悪いままでは、先に進めない。Uターンして、のろのろと旅館にもどる。
その後、JAFを呼ぶ。電気系のトラブルなので、その場での修理は難しいようだが、原因を特定するだけでもと呼んだわけだ。だが、駐車場から帰って来たO田くん、「どうだった?」と聞くわれわれの声に「直った」と答える。どうやらワイパーの電気系にブレーカーだか、サーモスタットだか、ヒューズだか、安全装置があり、負荷がかかりすぎると一時的に、動作が止まるようになっていたのではないかとのこと。

旅館の食事はたっぷり!
部屋にもどると、K松君がけーむらくんにプロレスの技をかけている。足にねちっこい関節技だ。
「あーいたたたた! やめてくださいよ」
けーむらくんはプロレスが好きではない。運悪くK松くんの後輩だったために、スキーではいつも技をかけられている。
「もう40歳を過ぎているんだから、こういうことはいい加減やめましょうよ!」
なんとか、すりぬけたけーむらくん。
20年前から、いつも続く光景だが、20年後も「もう60歳なんだから、やめましょうよ」とか、いってそうだな。
夜はさすがに疲れていたのか、前夜にくらべるとのんびりとした感じ。おれもたまに下品なことをいったり……。たまに雑なことをいったり……。
テレビ番組「世界ふしぎ発見」では、クリスマス島のアカガニが、海辺で大きく両手を広げ、腰を激しく振る産卵模様を放送。レイザーラモンHGみたいだ。その産卵風景にあわせ、アテレコしたりして遊ぶ。

「エクスタシ~~~~」
たらたらとおしゃべりをして、深夜0時には就寝。
