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【読書】沈んだり踊ったり

 ネタバレありです。

 新作映画「日本沈没」に関しては、知人のmixi非公開日記の一節が深くつきささる。

 映画そのものは、原作とそれを踏襲した前作映画で描かれていた日本(救出の主体と対象としての日本)が、この30年で沈没していたってことがよくわかるつくり。

 なるほどとうなずいたのは、小説「日本沈没」を読み終えたから。

 樋口版「日本沈没」には「沈没」がないし、「日本」もない。

 自分は心のどこかでこれを一種のディザスター小説というとらえ方をしていた。その不明にくらくらする。かつてカッパノベルスの表紙に書かれていたように、これは「長編SF小説」なのだ。

 小説としては破格だけれど、ディテールにいたるまで、「直感とイマジネーション」にあふれている。

 一方「舞姫(テレプシコーラ)」の最新9巻だ。

 コマギレではなく、単行本でまとめて読みたいために、連載中の雑誌「ダ・ヴィンチ」が読めなくなってしまった。

 少女漫画で好きなのは「のだめカンタービレ」とこの作品だけれど、どちらも主人公を中心とした登場人物が、自分がやっていることを疑問の余地なく好きでいる心地よさがある。

 とりわけ「舞姫(テレプシコーラ)」は、そのまま本を閉じるのが惜しく、何度も何度も読み返してしまう。


※こちらのエントリーもどうぞ。

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