【舞台・観劇】新宿ニューアート
ストリップではいちばん気に入っていた仙葉由季さん。もともとAV出身だが、AVでのキャリアよりも舞姫としてのキャリアが顕著で、射るような視線とダイナミックなダンス、一転してしなやかな"ベッド(寝台の意味ではなく、舞台の床などに寝そべって行う演技の意味)"がとても魅力的で、文章の仕事も多く、「自由時間」などで連載もしていた。
1998年にストリップ業界から引退、その後、さまざまなライブパフォーマンスををやっていたとのことだが、2005年にふたたびストリップにカムバックしたとの話を聞いていた。
その後、頚椎のトラブルがあったとかで、一時は手術を決意するものの、傷跡が残り、踊りの仕事をしているかぎり、手術をしても進行は変わらないとのことで、現時点での手術を断念。
まもなく、踊りを引退するであろう事を聞き、ストリップ劇場「新宿ニューアート」へ。この劇場は初めて。千秋楽である。
そういえば、レーシック以降、裸眼でストリップを見るのは初めてだ。
香盤はこんな感じ。
1・木村彩
2・ほしのひかる
3・天使美樹
4・林泉水
5・香坂ゆかり
6・仙葉由季
3番目に登場する。天使美樹はAV出身だ。彼女のことを知ったのは、ソフトオンデマンドの「全裸バレエ」という馬鹿な作品で、バレエ留学費用を稼ぐためにAVに出演する女の子をサポートするサブダンサーとして登場していた。
本人も小さいときから、バレエをやっていたとのことで、M系にしてロリ系。彼女のDVDを2枚買っているのはここだけの話だ。
彼女が出演していることもこの公演にきた動機のひとつだった。考えてみれば、仙葉由季さんとはまったく違うタイプなんだけどね。
登場して驚いた。髪を茶髪にしているのだ。うーん。黒い髪がよかったのになぁ。小柄ではあるが、きちんと鍛えられた体は印象的で、背中の表情が本当によかった。
体の柔らかさを使った、アラベスクやピールマン風のポーズなどはやはり、彼女ならではのもの。
回り盆の上手手前にポールが立っているのだが、彼女がポールダンスでふんだんに利用していた。これを使ったダイナミックな動きのバリエーションが舞台にメリハリをあたえていた。
ただ、表情がそっけなく、口では曲を口ずさみながら踊っているのだが、心と踊りがかけ離れている印象になっているのがもったいない。これも彼女のキャラクターなのだろうか。
ほかには、ほしのひかるのけなげさとか、林泉水の構成など、印象に残った。
さて、仙波由季さんのソロダンスだが、すばらしかった。ロングコートの上に花魁のように着物を重ね着。
着物の帯や袖などを美しく舞わせたかと思うと、一転して、マトリックスの世界。コートを脱ぐと、ビザールなボディスーツから見え隠れする隠微なたトゥー!
脱ぐことによるサプライズと魅力がふんだんに散りばめられたステージだったし、踊りの大きさがなにより印象的で、あの視線はいまも健在だった。
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