【日常】盲亀の浮木
今日は午後3時から、靖国神社で花見をする約束だ。
靖国神社の最寄り駅、九段下に池袋から行くルートはいくつかある。普段なら、有楽町線飯田橋乗換えか、丸の内線大手町乗換えをするところだ。
なんとなく、高田馬場でそばでも食っていこうかと思い、山手線へ。高田馬場で降りたところ、ひろさんから携帯に着信。
「いま、どちらですか?」
はあ? なにをいっているのだろう。なにか約束をしているのに、来ていないことを責めるようなニュアンスだ。もしかしたら……。
「あの、ひろさん、もしかして、日付をまちがえてません」
「え?」
「三宿にいく約束だったら、明日ですよ」
「え?」
そうなのだ。ひろさんとは、日曜日にいっしょに三宿にいく約束をしており、そのために午後2時30分に待ち合わせをすることになっていたのだ。
「もしかして、いま、高田馬場でぼくを待ってたりしてたんですか」
「あ、そうです」
約束は高田馬場の改札だった。土曜日の2時30分の高田馬場におれはいる。
「おもしろいことに、ぼくはいま、高田馬場の駅のホームにいるんですよ。これから行きますので、待っててくださいね」
てなわけで、ひろさんと合流する。ひろさんは先日顔面骨折して以来、運がいいのか、悪いのか、わからないスパイラルに突入している。
日付を間違えたのは、運が悪いのだが、そこに1日前の同じ時間、同じ場所にぼくがいるのは、運がいいのではないか。
「せっかくだから花見でもしていきましょうよ」と、ひろさんと合流して、花見に行くことになった。
靖国神社はまるっきり桜なんて咲いていない。内苑の標準木は多少咲いているのだが、あとは全部つぼみである。
たかせさん、まっきーさん、K松くんと合流して、表で酒を飲む。まぁ、夜店はたくさん出ているから、あれを食べたり、これを食べたり、酒を飲んだりは楽しい。
午後6時に神保町の「エル・ボラーチョ」、そのあとはなぜか、浅草に行って、帰宅する。
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