【映画2007】トランスフォーマー
ワーナーマイカルシネマズ板橋8番THXスクリーンにてSRD鑑賞。
ああ、楽しぃぃぃぃ!
マイケル・ベイ監督にはこのくらいの素材がぴったりである。「アルマゲドン」のようにダレ場をねらって飛んでくる隕石もなければ、「パール・ハーバー」のような歴史の単純化もない。マイケル・ベイ作品では「ザ・ロック」のつぎに好きである。
マイケル・ベイ名物の強引なカット割やフレームワークの雑さで、画面でなにが起こっているか、さっぱりわからないところも多々あるけれど、まぁ、異星からきた機械生命体がおしゃべりするような軽い話だからね。べつに気にしなければいいや。
こういうテーマの作品は恥知らずに作らなければならないんだが、マイケル・ベイはみごとに恥知らずに作ったという点ですばらしい。
動物がしゃべる話は大嫌いなおれだが、「レミーのおいしいレストラン」は受け入れられた。世界観にゆるぎがなかったせいだろう。
その一方で、もともと、アニメの「トランスフォーマー」って「動物がしゃべる」臭がぷんぷん匂うし、今回のシナリオでもその匂いが濃厚だった。正確にいうと「動物がしゃべる」ではなく、「機械がアメリカ人みたいにしゃべる」わけだ。あんた、機械の体を持っていながら、なんで、そんなにアメリカ人なの?って印象だ。
これがマイケル・ベイ以外の監督だったら、いびつに感じられたのだろうけど、なにせ、マイケル・ベイだから、気にしてもしょうがない。それに世界の破滅をティーンエージャーが救う話に、目くじらを立てる気はしない。
CGはもちろんすごいのだが、トランスフォーマーたちよりも、A-10爆撃機やF22ラプター、M1エイブラムスといった現用兵器が縦横無尽に活躍する小気味よさがいい。まぁ、トランスフォーマーはあまりにも部品数が多すぎて、"いいもの"と"わるもの"の区別さえつかないほど、なにがなにやらわからないってのもあるからね。
まじめにやったら、深刻になりすぎる内容だが、マイケル・ベイならではのユーモア感覚が、まじめに映画を見るなと教えてくれている。
クライマックスで、キューブを隠してあるフーバーダムから、わざわざ、市街地に逃げる意味がさっぱりわからなかった。距離からいって、Boulder CityかHendersonあたりに逃げているんだろうけれど、わざわざ、人口密集地帯に戦場を移す理由は、きっと戦闘を派手にするためだけだろう。だって、マイケル・ベイだから。
ほんとにとことん楽しませていただきました。どうもありがとう、マイケル・ベイ。続編もがんばってくれ、マイケル・ベイ。
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