【映画2007】2007年のベスト映画
ちょっと遅くなったけど、いまさら発表。2007年は映画館で92本の映画、DVDで31本の映画を観た。見た本数でいえば、後半、ちょっと失速したね。
日本映画ベスト10
振り返ってみたら、豊作だった気がする。上位3本は順不同といってもいい。
1)転校生-さよなら あなた-
2007年に見た邦画を思い出し、あらゆる感情までふくめて、いちばん心に刻まれた作品。前作をしのぐ、後半の展開にはほんとうに度肝を抜かれた。
2)東京タワー オカンとボクと、時々、オトン
「転校生」がなければ、今年の鉄板と思っていた作品。世代、出身、時代……。そのすべてへのシンクロ率が高かった。
3)それでもボクはやってない
ホラーにも似たタイトな感覚は出色。こういうのはつくづく映画的だと思った。
4)龍が如く 劇場版
きわだって素敵な馬鹿映画で、おれはもう一度みたいよ。
5)ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序
エヴァの楽しさって、ここにあったんだというエッセンスのような作品。
6)仮面ライダー電王・獣拳戦隊ゲキレンジャー
これは今年の「電王」に対する感謝をこめて。
7)河童のクゥと夏休み
あと、30分くらい短ければ、もっと高い評価になったのだが……。
8)しゃべれども しゃべれども
作品の手触りがいまだに瑞々しく残っている。こういう映画はもっと見たい。
9)キサラギ
少し時間が経つと、見たときの評価から、少し落ちてくる。
10)夕凪の街 桜の国
映画としては欠点の多い作品だけれど、やはり、さまざまな光景が記憶によく残っている。
洋画ベスト20
去年は洋画邦画あわせて20本だったけど、絞りきれなかったので、洋画だけで20本。いろんな監督の技をしっかり堪能できた一年でした。
1)パフューム ~ある人殺しの物語~
大好き! 自分が洋画に求めるものが過不足なく込められている。
2)ブラックブック
これを映画館で見そこなったことが、今年の大きな失点。映画はやはり体験するものだ。
3)ダイ・ハード4.0
やられた。ファンタジー映画の構図を現代アクションにもたらした功績は大きい。
4)ブラッド・ダイヤモンド
現実と映画とのバランスが絶妙だった。なにより、映画としてきちんとしているところがよかった。
5)ラストキング・オブ・スコットランド
アフリカものがふたつつづく、去年のベスト1「ナイロビの蜂」もアフリカものだったね。これも総毛立つ感動があった。
6)世界最速のインディアン
これはずるいなぁ。老境のロードムービーにして、男の夢。
7)ドリームガールズ
耳の中で数々の音楽がまだ流れている。いやあ、泣けました。
8)アポカリプト
メル・ギブソンはこういう映画を無限に撮っていってほしい。
9)300<スリーハンドレッド>
残された王妃が枕工作をしなければ、もっと評価が高かったのに。
10)ロッキー・ザ・ファイナル
21世紀になって、最後のロッキーを見られる幸せ。おれの人生にロッキーを。
11)サンシャイン2057
ダニー・ボイルの生真面目さがぎっしりと緻密に詰まった映像体験。気が狂いそうにすばらしかった。
12)プレステージ
クリストファー・ノーランをちょっと見直した。このあと読んだ原作もむちゃくちゃおもしろかった。
13)バベル
かなりきわどいつくりだけれど、地球規模のいとおしさがびんびんに伝わってきた。
14)レミーのおいしいレストラン
やっぱりよくできていたなぁ。ブラッド・バードはほんとにハズレがない。
15)ホリデイ
これはほんとうにいい脚本だった。こういう映画の伝統をまとめなおした作品はすばらしい。
16)ラブソングができるまで
これも心にしみる作品でした。あの時代の歌がよみがえってくる。
17)主人公は僕だった
なんだか、ラブコメディが三本連続ですか。これをすべて一人で見ていることがおれの弱みだな。
18)トランスフォーマー
「スパイダーマン」とか、「パイレーツ」とか、「ハリー・ポッター」とか、いろいろあったけど、やっぱりこれだな。
19)守護神
だから、これはもういい映画なんだって。映画「海猿」よりずっといい話なんだって。
20)デス・プルーフ in グラインドハウス
ああ、ほんとうに気持ちがよい作品でした。これもまた、しっかりと映画だったね。
おれ的ラジー賞
まず、候補作から……。
愛の流刑地/どろろ/バブルへGO!!/長州ファイブ/蒼き狼 地果て海尽きるまで/蟲師/アルゼンチンババァ/大帝の剣/ゲゲゲの鬼太郎/The 焼肉ムービー プルコギ/大日本人/憑神
うーん。今年は日本映画ばかりだなぁ。
1)大日本人
松本人志の傷はここから化膿したのかもしれない。映画に復讐されたね。
2)The 焼肉ムービー プルコギ
こんな映画で北九州をロケ地にするな。
3)愛の流刑地
笑止千万な原作をがんばって立て直してこれくらい。


