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【映画2008】仮面ライダー電王&キバ クライマックス刑事

 ワーナー・マイカル・シネマズ 板橋8番THXスクリーンにてSRD鑑賞。

 テレビドラマ「熱中時代」では、小学校の教師だった水谷豊がなぜか刑事になり、漫画「俺の空」では大富豪の息子である安田一平がなぜか刑事になった。つまりその「刑事編」ってやつは大ヒットした作品がたどる必然であり、たとえ「刑事編」の内容が、他愛のないものであっても、あまり厳しくつっこんではならないのだ。きっと、おそらく、いや、たぶん。

 「仮面ライダー電王」といえば、視聴率こそふるわなかったものの、作品のクオリティは平成の仮面ライダーとしてはトップレベルで、キャラクター関連グッズがバリバリと売れまくったことでも記憶に新しい。

 おれもほんとうに熱中していましたよ。あ、ご存知ですか。そうですか。

 その最後の最後の最後ったら、最後の1本である。

 さすがはヒット作品だけあって、事実上の「刑事編」ですよ。なぜだかわからないけど、デンライナーのパスが盗まれたとかで、なぜだかわからないけど、デンライナーのオーナーが刑事課長となって、なぜだかわからないけど、モモタロス、キンタロス、ウラタロス、リュウタロス、そして、良太郎が刑事となって、なぜだかわからないけど、警視庁から新キャラ、鈴木刑事が送り込まれる。

 ええ、もともとがオリジナルビデオとして企画されたのはよく存じております。ええ、オリジナルビデオなりの低予算が大スクリーンのいたるところに見えているのも存じております。ええ、新しい仮面ライダーであるキバを強引に入れなければいけない事情もよく存じております。

 ただもう、最初にも書いたように「刑事編」というのは、名作のごほうびだからね。あまりとやかくいうつもりはない。

  

 キバなんて、ほとんど通りすがりの強いライダーである。「電王とキバをからめて、いくらでもおもしろそうな設定ができるじゃないか」などといってもしょうがないことくらいよく知っている。

 夏の「電王」映画のすさまじい完成度を懐かしむつもりもない。ほとんど少年ジャンプ長期連載漫画の末期症状のような大雑把なシナリオ展開だけど、それも仕方ないだろう。だって、テレビシリーズがあんなにみごとに完結したのだから、どのようなエピローグも蛇足なのだ。たとえ脚本に小林靖子が参加してもだ。

 なによりもすばらしいのは、電王が興行収入のトップを取ったことではないか。

1 NEW 仮面ライダー電王&キバ クライマックス刑事 (東映)
2← 1 クローバーフィールド HAKAISHA (パラマウント)
3← 3 魔法にかけられて (ディズニー)
4← 2 ドラえもん のび太と緑の巨人伝 (東宝)
5← 4 ライラの冒険 黄金の羅針盤 (GAGA/松竹)
6← 5 犬と私の10の約束 (松竹)
7 NEW フィクサー (ムービーアイ)
8 NEW 王妃の紋章 (ワーナー)
9 NEW ヒットマン (FOX)
10 NEW ブラックサイト (ソニー)

 ああ、でも、こんな「後楽園できみと握手!」みたいなヒーローショーじゃなくて、ドラマ版「電王」らしいエピローグを見たかったのは、ここだけの話だよ。

※こちらのエントリーもどうぞ。

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