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【映画2009】下ネタ天使、ジェシカ・アルバ

 DVDでジェシカ・アルバのコメディを2本レンタルしてきた。「噂のアゲメンに恋をした!」と「愛の伝道師 ラブ・グル」だ。どちらも下品なコメディで、ジェシカ・アルバは両作品で2007年と2008年のゴールデンラズベリー賞のワースト主演女優賞にノミネートされている。

 「噂のアゲメンに恋をした!」は、「あげめん」とでもタイトルをつければいいような作品だ。コメディアンのデイン・クックが子供のころに、セックスした女は自分ではなく、つぎに会った男と幸せな結婚をするという呪いをかけられる。

 その呪いはみごとに効き、話題になった。幸せをつかむために、エッチしたいという女たちが門前列をなす。そんなデイン・クックが水族館のペンギン飼育員のジェシカ・アルバと一生に一度の恋に落ちた。しかし、彼にはジレンマがあった。ジェシカ・アルバとエッチしたい。エッチするとジェシカ・アルバを失ってしまう。

 最近見たコメディ映画ではいちばん多くのおっぱいが登場する作品である。ボランティア精神でデイン・クックエッチしまくるのだ。3行3列のスプリットスクリーンが、3回くらいでてきて、どの小窓でもおっぱいがゆれている。すばらしい。

 「メリーに首ったけ」以来のお下劣ロマンチックコメディの伝統をきちんと踏襲している。こういう映画は一年に一本は観たいよね。

 エッチを回避しようとするデイン・クックに辛抱たまらんジェシカ・アルバが彼をベッドルームに誘惑するあたりは「健康なお色気」という古語が似あいます。

 「愛の伝道師 ラブ・グル」は、ボリウッド・マサラ・ムービー風コメディ。「オースティン・パワーズ」のマイク・マイヤーズが主演している。今年度、ゴールデンラズベリー賞の有力候補である。アカデミー賞方面では、やはりボリウッド風映画の「スラムドッグ$ミリオネア」が有力候補になっているのに……。

 マイク・マイヤーズはインドで修行した愛のグル(導師)役である。いったいこれは、なにかのパロディなのでしょうか。いまどきアメリカ西海岸ではインドな導師がセレブを指導していたりするのでしょうか。お下劣なギャグのことごとくに困惑させられるのがすごい。

 師匠の小便の入ったバケツに浸したモップをふたりの男が持って、それで戦うという修行(?)には、絶叫してしまったよ。ほかにもあっけにとられるシーンがいっぱいだ。「オースティン・パワーズ」シリーズ、「やりすぎ」とおもったシークエンスがパワーアップして、「ひどくやりすぎ」になっているのが、なんとも……。まぁ、嫌いかといえば、3年に1本くらいは観たくなる映画だけど……。

 この映画に出てくるジェシカ・アルバはほんとうにかわいい。往時の「ダーク・エンジェル」を思い出したり、すでに一児の母であることを考えると、信じられないくらいだ。マサラ・ムービーっぽいダンスシーンがあるのだが、これがもうたまらん魅力的である。

 「ファンタスティック・フォー」とか、こういう艶笑コメディにばかり出演しているジェシカ・アルバだ。おっぱいを出さないフィービー・ケイツみたいな位置になっている。たとえが古いですか。まぁ、すばらしく下品なコメディをそこはかとなく上品にさせているのが、いまのジェシカ・アルバの持ち味だ。ただ、そういうキャリア作りでは、このさき、なかなかたいへんそうだ。

 次回作は「An Invisible Sign of My Own」なる感動作とのこと。うまくいくといいね。

※こちらのエントリーもどうぞ。

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