加速器実験へのご意見募集
普段から社会科見学やロフトプラスワンのイベントでお世話になっている高エネルギー加速器研究機構は、最先端の巨大加速器を使って素粒子の実験をし、我々の住む宇宙生成の秘密や物質構造の秘密、生物化学に挑む組織だ。
ご多分にもれず、ここも行政刷新会議による事業仕分け会議の俎上に載せられ、予算縮減の判定を下された。
具体的に言えば、文部科学省の大学法人関係の「特別教育研究経費」の項目で、各大学や研究機関に、競争的に配分を行っている運用の中で、J-PARC、KEKB、すばる天文台、スーパーカミオカンデといった日本が誇る大型研究施設の運用費が入っていたのだ。
スーパーコンピュータに関しての議論はマスコミにもよく登場しているのだが、この判定がそのまま来年度予算に組み込まれてしまうと、KEK(高エネ研)の予算もショートし、加速器の電気代さえ払えなくなってしまうという。
大型加速器を持つ他国と比べて、日本の加速器研究の広報活動不足が、周知をそこね、国民レベルでの議論となりにくかったのも、このような流れの遠因ではないかとも思うのだが、そのあたりを含め、KEKでは意見を募集しているという。
絶対に反対だという意見から、予算縮減で当然だという意見まで、忌憚の無いところを聞きたいとのこと。なにかいえるいま、きちんと発言してみるのはどうだろうか。












